こんにちは!今回は、英語学習でしばしば頭を悩ませる「仮定法」にスポットを当ててみましょう。特に、「仮定法の倒置って何があったかな?」とか「仮定法は文が複雑になると間違えてしまう!」といった悩み、ありませんか?
この記事では、仮定法の基本から、倒置の使い方、複雑な文構造までを、分かりやすく解説していきます。仮定法の理解が深まることで、英語の表現力がぐっと広がります。さあ、一緒に学んでいきましょう!
仮定法とは – 「もし~なら」の基本
仮定法とは、「もし~なら…」という条件を表す文法です。まずは、中学で習った仮定法現在の形から始め、順を追って全ての仮定法を見ていきましょう。今、理解する必要はありません。雰囲気をつかんでくださいね。
仮定法現在
“If it rains, I will take an umbrella.”(もし雨が降れば、傘を持っていく。)
仮定法過去の形に変えてみましょう。現在のあり得ない状態を表現します。
“If it rained, I would take an umbrella.”(もし雨が降ったら、傘を持っていくのに。)
仮定法過去完了の形にしてみましょう。過去のあり得なかった状態を表現しています。
“If it had rained, I would have taken an umbrella.”(もし雨が降っていたら、傘を持っていたのに。)
仮定法未来を見てみましょう。これは、将来の条件付きの予想や計画を表すのに使われます。
“If it were going to rain tomorrow, I would take my favorite umbrella.”(もし明日雨が降る予定なら、私のお気に入りの傘を持っていくのに。)
過去形の理由 – 仮定法の背景
仮定法において、過去形を使う理由は2つあります。1つは、普通に「過去を表すため」、もう1つは、「仮定や想像を表すため」です。それでは、具体的な例を見てみましょう。
仮定法:過去形にする例
- 現在の話
- 通常の現在の話: “If I have time, I will watch a movie.”(もし時間があれば、映画を見る。)
- 仮定の現在の話: “If I had time, I would watch a movie.”(もし時間があったら、映画を見るのに。)
下の例文も時制は現在です。過去形を使っているのは、仮定を表すためで過去を表すためではありません。また、「will」は未来の出来事を表す現在形の助動詞で、haveと同様の理由にて、現在形「will」から過去形の「would」に変わります。
- 過去の話+仮定:
- 通常の過去: “I watched a movie.”(映画を見た。)
- 仮定の過去: “If I had had time, I would have watched a movie.”(もし時間があったら、映画を見ていたのに。)
例文の時制は過去です。まず、仮定表現のために1度過去形になり、さらに時制が過去であることを示すためにもう一段過去(大過去)になります。
後ろの主節もhad watchedにしたいところですが、助動詞がhadの前に来るので、原形のhaveしか使えません。この場合だとwould +have+watchedとなります。
実例で学ぶ仮定法 – 具体的な理解へ
仮定法現在
- 英文: “If I have time, I will watch a movie.”
- 日本語: 「もし時間があれば、映画を見る。」
- 解説: ここでは「時間がある」というのは実際に起こり得る状況です。未来のことを現在形(”have”)で表現し、”will” を使用しています。
仮定法過去
- 英文: “If I had time, I would watch a movie.”
- 日本語: 「もし時間があったら、映画を見るのに。」
- 解説: この例では、実際には忙しくて時間がないという状況を想定しています。仮定法を使い、”had”(過去形)と “would” を使用して非現実的な状況を表現しています。
仮定法過去完了
- 英文: “If I had had time, I would have watched a movie.”
- 日本語: 「もしその時に時間があったら、映画を見ていたのに。」
- 解説: 過去のある時点で”時間があったら”と”映画を見ていた”いう2つの実際にはなかった事象を仮定法で表しています。 ”had had”(過去完了形)と “would have watch” を使って、過去に起こり得たが実際には起こらなかった状況を表現しています。
have→had→had had, /watch→would watch→would have watched:コンマをはさんで2回過去へ時制が下っています。
仮定法未来
仮定法未来は、非現実的または可能性の低い未来の状況を表現するために存在します。これは、現実には起こりそうにないが、理論上は起こり得る未来の出来事や行動を想像する際に使用されます。仮定法未来の特徴は以下の通りです。
- 「Were to」:
- 英語: “If I were to win the lottery, I would travel the world.”
- 日本語: 「もし宝くじに当たったら、世界を旅するのに。」
- 「were to win」が未来の非現実的な状況を示します。
- 日本語訳:
- 日本語訳が「(未来に)もし~したら、~するのに」という未来の可能性を示します。
- 日本語訳が「(未来に)もし~したら、~するのに」という未来の可能性を示します。
- 「Would」「Should」:
仮定法未来での「Should」の使用例
“If you should see him, let me know.”
「もし彼に会ったら、私に教えてください。」
※「should」は仮定法未来において、条件節(従属節)で使われることがあります。これは、未来の特定の状況が起こる可能性があることを示唆します。
仮定法未来での「would」
“If I were to win the lottery, I would buy a new car.”
「もし宝くじに当たったら、新しい車を買うのに。」
※仮定法未来では、「would」を用いて、未来の仮定的な状況に対する反応や行動を表現します。
仮定法の公式 – 使い方の要点
仮定法の公式
仮定法現在
- 公式: If + 現在形, 主語 + will + 動詞の原形
- 例: “If it rains tomorrow, we will go to the museum.”
- 補足: 実際に起こり得る未来の条件や可能性を示す。
仮定法現在(特殊形)
- 公式: If + 主語 + should + 動詞の原形, 主語 + will/would + 動詞の原形
- 例: “If it should rain tomorrow, we will stay at home.”
- 補足: 「should」は、実現可能性が低い事態を示す。この使用は、仮定的なニュアンスを強調。
仮定法過去
- 公式: If + 主語 + 過去形, 主語 + would + 動詞の原形
- 例: “If I were rich, I would travel the world.”
- 補足: 非現実的な現在の状況を示す。
仮定法過去完了
- 公式: If + 主語 + had + 過去分詞, 主語 + would have + 過去分詞
- 例: “If I had studied harder, I would have passed the exam.”
- 補足: 過去のある時点での仮定的な状況と、それに基づく結果を示す。
仮定法未来
- 公式: If + 主語 + were to + 動詞の原形, 主語 + would + 動詞の原形
- 例: “If you were to win a lottery, what would you do?”
- 補足: 非現実的な未来を示す。
仮定法未来(特殊形)
- 公式: If + 主語 + should + 動詞の原形, 主語 + would + 動詞の原形
- 例: “If it should rain tomorrow, I would stay here.”
- 補足: 可能性が低いが起こる可能性のある未来を示す。現実との距離を強調。
仮定法の助動詞は、どの時制でつかえるか。
これまで「would」を主に例として出してきましたが、仮定法には他にも使える助動詞が実はあります。
- could:~できる(可能性)
- should:~すべきだ
- might:~かもしれない(可能性)
- would:~するだろう(意志・予想)
- must:~しなければならない(義務・必然性)
仮定法の助動詞
仮定法過去と過去完了での “would” の使い方
仮定法過去
- “If I knew how to cook, I would make dinner every night.”
- 「もし料理ができたら、毎晩夕食を作るのに。」
仮定法過去完了
- “If I had known about the surprise party, I would have arrived earlier.”
- 「もしサプライズパーティーのことを知っていたら、もっと早く到着していたのに。」
仮定法過去と過去完了での “could” の使い方
仮定法過去
- “If I were an artist, I could paint beautiful landscapes.”
- 「もし私がアーティストだったら、美しい風景を描けるのに。」
仮定法過去完了
- “If I had studied art, I could have become a painter.”
- 「もし芸術を学んでいたら、画家になれたかもしれない。」
仮定法過去と過去完了での “might” の使い方
仮定法過去
- 例文: “If I applied for the job, I might get an interview.”
- 日本語訳: 「もし仕事に応募すれば、面接を受けられるかもしれない。」
仮定法過去完了
- 例文: “If I had applied for the job, I might have gotten an interview.”
- 日本語訳: 「もし仕事に応募していたら、面接を受けられたかもしれない。」
仮定法での “must” の使い方
- 仮定法現在(例:義務や強い推奨を表す)
- 例文: “If you must leave now, please close the door.”
- 日本語訳: 「もしあなたが今出なければならないなら、ドアを閉めてください。」
- 仮定法過去完了(「must have + 過去分詞」で過去の強い確信を表す)
- 例文: “If you must have seen the movie, you would know the ending.”
- 日本語訳: 「もし映画を見たことがあるなら、結末を知っているはずだ。」
「must have + 過去分詞」は、過去の出来事に対する強い確信や推測を表す時に用いられます。
これは、「~したに違いない」「~したはずだ」という意味合いを持ちます。逆に今まであった、「~しなければならない」という強制の意味は、この形「must have + 過去分詞」になった瞬間なくなるので注意です。
仮定法未来での “should”
- 仮定法未来では、「should」は低い可能性や不確実な将来を示します。
- 通常、これは「もし~するようなことがあれば」という意味合いです。
例文: “If you should see John, tell him to call me.”(もしジョンに会ったら、私に電話するように伝えてください。)
この文は、現在または近い将来の可能性のある状況についての指示や提案を表しています。「should」は「もし~することがあれば」という意味で使われ、その可能性が低いかもしれないが、発生する可能性がある状況を示しています。
主節と従属節の時制 – 仮定法の構造
パターン1:過去の事実に反する仮定+現在の事実に反する仮定
例文: “If I had not gone to the hospital at that time, I would not be here now.”
日本語訳:「もし当時病院に行かなかったら、今ここにはいないだろう」
- 通常のルール: 通常、過去完了形のif節には「would have + 過去分詞」が続き、過去の仮定とその結果を表します。
- 今回の特殊例: このパターンでは、過去完了形のif節(過去の事実に反する)に「would + 原形」を使い、現在の結果を表します。過去の行動が現在の状況にどう影響するかを示します。
パターン2:現在の事実に反する仮定+過去の事実に反する仮定
例文: “If I were a millionaire, I wouldn’t have worked so hard in the past.”
日本語訳:「もし私が大富豪だったら、過去にそんなに一生懸命働かなかっただろう」
- 通常のルール: 過去形のif節の後には通常、主節「would + 原形」が続き、現在の可能性や未来の事象を表します。
- 今回の特殊例 : このパターンでは、過去形のif節(現在の事実に反する)に「would have + 過去分詞」を使い、過去の結果を表します。現在の状態が過去の行動にどう影響したかを示します。
パターン3:過去の事実に反する仮定+現在の事実に反する仮定
例文: “If I had studied harder in school, I could get a better job now.”
日本語訳:「もし学校で一生懸命勉強していたら、今、もっと良い仕事に就いているだろう」
- 通常のルール: 過去完了形のif節の後には通常、「would have + 過去分詞」が続きます。これは過去の仮定とその結果を表す形です。
- 今回の特殊例 : しかし、このパターンでは、「could + 原形」を用いて現在の結果を表します。これにより、過去の行動が現在にどう影響するかを示すことができます。
パターン4:未来の事実に反する仮定+過去の事実に反する仮定
例文: “If I win the lottery tomorrow, I wouldn’t have worried about my bills last month.”
日本語訳:「もし明日宝くじに当たったら、先月の請求書について心配しなかっただろう」
- 通常のルール: 通常、未来にまず起こらないことをif節に書くと、その後の主節は「will + 原形」が続きます。これは未来の可能性を表す形です。
- 今回の特殊例 : しかし、このパターンでは、「wouldn’t have + 過去分詞」を用いて過去の結果を表します。これにより、未来の事実が過去の状況にどう影響するかを想像することができます。
倒置を用いた仮定法 – 文章の変化
仮定法の倒置はなぜ起こる?どこまで知っておくべきか
仮定法において「必ず倒置すべきだ」というルールはありません。例えば、英語を流暢に話しているとき、話し手は言葉を倒置させるかどうかを自由に選択できます。強調、語呂、フォーマルさなどをを考えて選びます。日本語においても、倒置法を用いる人と用いない人がいます。つまり、私たちが受験英語で読む文は、そうした文脈で生まれたものです。
ですから、仮定法の倒置は話者や筆者の意図によって起こり、受験生が知るべきなのは、倒置が存在するという事実と、その方法です。これを理解していれば、テストで出会う様々な問題に対応できるでしょう。
仮定法の倒置パターン:
- 仮定法過去:
・例文: “Were I you, I would study more.”
・現在の事実に反する仮定を表す。
・補足: この形は、現在の事実(あなたでない)とその結果(もっと勉強する)を表現しています。 - 仮定法未来:
- 例文: “Should it rain tomorrow, we will stay at home.”
- 未来の可能性が低い事柄を表す。
- 補足: この形は、未来の事実(明日雨が降る可能性が低い)とその結果(家にいる)を表現しています。
- 仮定法過去完了:
- 例文: “Had I studied harder, I would have passed the exam.”
- 過去の事実に反する仮定を表す。
- 補足: この形は、過去の事実(一生懸命勉強しなかった)とその結果(試験に合格しなかった)を表現しています。
仮定法の倒置については特化して書いた記事もあるので深堀りたい人は参照してください。
仮定法と関連が深い語句
“wish” 仮定法過去: 現在の願望を非現実的な形で表現する。
- 例: “I wish I were a bird.” (鳥であればいいのに)
“wish” 仮定法過去完了: 過去の願望や後悔を表現する。
- 例: “I wish I had been a bird.” (鳥であればよかったのに)
“as if” / “as though” 仮定法過去: 現在の状況を仮想的に異なるものとして表現する。
- 例: “He talks as if he knew everything.” (彼はまるで全てを知っているかのように話す)
“as if” / “as though” 仮定法過去完了: 過去の状況を仮想的に異なるものとして表現する。
- 例: “He talked as though he had known everything.” (彼はまるで全てを知っていたかのように話した)
“if it were not for” / “but for” 仮定法過去: 特定の条件がなければ現在の状況が異なることを示す。
- 例: “If it were not for your help, I couldn’t do this.” (あなたの助けがなければ、これをすることはできない)
“if it were not for” / “but for” 仮定法過去完了: 特定の条件が過去になければ、当時の状況が異なっていたことを示す。
- 例: “If it had not been for your help, I couldn’t have done this.” (あなたの助けがなかったら、これをすることができなかっただろう)
“would” 仮定法過去: 現在の仮定的な状況とそれに対する反応を示す。
- 例: “If I knew the answer, I would tell you.” (答えを知っていたら、教えるのに)
“would” 仮定法過去完了: 過去の仮定的な状況とそれに対する反応を示す。
- 例: “If I had known the answer, I would have told you.” (答えを知っていれば、教えていたのに)
“might” 仮定法過去: 現在の可能性が低い状況を示す。
- 例: “If it rained, we might stay home.” (雨が降ったら、家にいるかもしれない)
“might” 仮定法過去完了: 過去の可能性が低い状況を示す。
- 例: “If it had rained, we might have stayed home.” (雨が降っていたら、家にいたかもしれない)
“If only” 仮定法過去: 強い願望を現在形で表現する。
- 例: “If only I were taller.” (もっと背が高ければなあ)
“If only” 仮定法過去完了: 過去に関する強い願望や後悔を表現する。
- 例: “If only I had been taller.” (もっと背が高かったらなあ)
“It is time”
この表現は「もう~する時間だ」という意味で、仮定法過去を使用します。これは、現実と異なる状況を指摘する際に使われ、「まだ~してないのに」というニュアンスが含まれます。
- 仮定法過去: It is time he came here. (彼が来てもいい時間だ。)
- 仮定法過去完了: It was time he had come here. (彼が来ているべきだった時間だった。)
- 現在形: It’s time to go to bed. (寝る時間だ。)
“but for” / “if it were not for”
これらの表現は、「もし~がなければ」という意味で、主に仮定法過去で使われます。ある事象がなかった場合、異なる状況が発生していたであろうという意味を持ちます。
- 仮定法過去: But for your help, I couldn’t have done this.
(あなたの助けがなければ、これをすることはできなかっただろう。) - 仮定法過去完了: If it had not been for your help, I couldn’t have done this.
(あなたの助けがなかったら、これをすることができなかっただろう。)
“were to”
“were to” は、ある出来事が実現する可能性が低いが、もしそうなったらという仮定を表現します。
- 仮定法未来: If I were to win the lottery, I would travel the world.
(もし宝くじに当たったら、世界を旅するのに。) - 仮定法過去完了: If I were to have won the lottery, I would have traveled the world.
(もし宝くじに当たっていたら、世界を旅していただろう。)
仮定法の演習 – 実践並べ替え問題で理解を深める
※ 解答は白色で書いています。反転させて確認してください。
問題 1
- [ Spanish , more , I , learn , would , had , time, if , I . ]
- 解答: If I had more time, I would learn Spanish.
- 和訳: もしもっと時間があれば、スペイン語を学ぶのに。
問題 2
- [ had , I , known , about the party, I , would , have , gone . ]
- 解答: Had I known about the party, I would have gone.
- 和訳: そのパーティーについて知っていたら、行ったのに。
問題 3
- [ should , you , need , help, feel free , to , ask me. ]
- 解答: Should you need help, feel free to ask me.
- 和訳: もしあなたが助けを必要とするなら、遠慮なく私に頼んでください。
問題 4
- [had, known, I, about, the party, I, would, have, gone, if]
- 解答: If I had known about the party, I would have gone.
- 和訳: そのパーティーについて知っていたら、行ったのに。
問題 5
- [ would, if, rained, it, cancelled, have, we, the event, ]
- 解答: If it had rained, we would have cancelled the event.
- 和訳: もし雨が降っていたら、イベントは中止されていただろう。
問題 6
- [ should, help, you, need, ask, feel free, to, me ]
- 解答: Should you need help, feel free to ask me.
- 和訳: もしあなたが助けを必要とするなら、遠慮なく私に頼んでください。
問題 7
- [ would, I, if, could, turn, back, time, ]
- 解答: If I could turn back time, I would.
- 和訳: もし時間を巻き戻せたら、そうするのに。
問題 8
- [ if, you, only, joined, had, us, wish, I, ]
- 解答: I wish you had only joined us.
- 和訳: あなたが私たちに加わってくれればよかったのに。
問題 9
- [ if, my, job, were, different, I, would, feel, happier ]
- 解答: If my job were different, I would feel happier.
- 和訳: もし私の仕事が違っていたら、もっと幸せな気分になるだろう。
問題 10
- [ would, were, it, I, if, bird, a, fly, to, you ]
- 解答: If I were a bird, I would fly to you.
- 和訳: もし私が鳥だったら、あなたのところに飛んで行くのに。
問題 11
- [ would, achieved, had, I, I, studied, grades, more, have, better, if ]
- 解答: If I had studied more, I would have achieved better grades.
- 和訳: もしもっと勉強していたら、より良い成績を取れていただろう。
問題 12
- [ would, gone, had, if, I, the, known, party, about, ]
- 解答: If I had known about the party, I would have gone.
- 和訳: そのパーティーについて知っていたら、行ったのに。
問題 13
- [ would, to, it, if, be, nice, could, you, help, me ]
- 解答: It would be nice if you could help me.
- 和訳: あなたが手伝ってくれたら嬉しいのですが。
問題 14
- [ had, it, for, my, not, been, if, alarm clock, overslept, I, would, have ]
- 解答: If it had not been for my alarm clock, I would have overslept.
- 和訳: もし私の目覚まし時計がなかったら、寝過ごしていただろう。
問題 15
- [ were, as, talking, if, he, though, knew, everything, he ]
- 解答: He was talking as though he knew everything.
- 和訳: 彼はまるで全てを知っているかのように話していた。
問題 16
- [ were, if, rich, I, travel, would, the, around, world ]
- 解答: If I were rich, I would travel around the world.
- 和訳: もし私がお金持ちだったら、世界中を旅行するのに。
問題 17
- [ if, were, it, wish, here, she ]
- 解答: I wish she were here.
- 和訳: 彼女がここにいればいいのに。
問題 18
- [ might, help, if, you, it, need, ask, for, ]
- 解答: If you need it, you might ask for help.
- 和訳: もしそれが必要なら、助けを求めることもありえます。
問題 19
- [ if, have, been, it, not, for, had, your, advice, I, would, lost ]
- 解答: If it had not been for your advice, I would have been lost.
- 和訳: もしあなたのアドバイスがなかったら、私は道に迷っていただろう。
問題 20
- [ as, though, he, were, acted, a, millionaire ]
- 解答: He acted as though he were a millionaire.
- 和訳: 彼はまるで百万長者であるかのように振る舞っていた。
問題 21
- [ if, only, had, listened, I, to, you ]
- 解答: If only I had listened to you.
- 和訳: あなたの言うことを聞いていればよかったのに。
問題 22
- [ were, it, time, started, you, high ]
- 解答: It is high time you started.
- 和訳: もう始めるべき時です。
問題 23
- [ if, would, it, had, were, known, I, not, for, your, help ]
- 解答: If it were not for your help, I would not have known it.
- 和訳: あなたの助けがなかったら、それを知ることはなかったでしょう。
今回の総括
- 仮定法の基本概念の理解: 仮定法現在、過去、過去完了、未来の各時制
- 使用例の提示: 各時制の具体的な使用例を通じて、仮定法の理解
- 主節と従属節の時制の関係の解説: 仮定法における主節と従属節の時制の関連性
- 倒置の使用方法の紹介: 仮定法における倒置の使い方を学び、文章のバリエーション
- 関連する語句と表現の整理: 仮定法と密接に関連する語句や表現を整理し、表現の幅を広げる方法
- 実践演習: 仮定法を深く理解し、実際に使った実践演習
まとめ – 仮定法の全体像
英語の仮定法はその構造を総合的に理解し、特有の表現も学んでおくことが重要です。特に “wish”, “as if”, “were to”, “but for” などの特別な表現は、さまざまな文脈で出会う可能性が高く、それらを適切に使い分ける能力は英語の理解を深める上で役立ちます。
また、仮定法の倒置についても学ぶことが重要です。通常の文の構造を逆にして、より強調したり、文学的な効果を生み出すために使用されます。例えば、”If I had known” を “Had I known” とすることで、文がより強調され、効果的になります。
仮定法の倒置に関しては、こちらの記事で詳しく説明されています。この記事では、仮定法の倒置の使い方や例文が豊富に提供されており、学習に役立つでしょう。
英語学習は継続が鍵ですので、仮定法の理解を深めるために、これらの資料を活用し、練習を重ねることをお勧めします。頑張ってください!
コメント
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[…] この記事では、仮定法現在、仮定法過去、仮定法過去完了の文脈での倒置について解説しました。倒置は、英語の文法でも幅広い概念なので、もれなくマスターしましょう。他の倒置の形式については、シリーズの他の記事をご参照ください。また、仮定法についてさらに深く学びたい方は、こちらの記事をご覧ください。 […]